2019/8/3(土)宮城県仙台市の戦災復興会館にて、当会副会長で日本言語聴覚士協会介護保険部でご活躍されていらっしゃる志和智美先生を講師とし、地域包括ケア人財育成プログラム導入研修介護予防推進コースが開催されました
今回の研修では、はじめに介護予防の知識として国の政策についてスライドを用いて詳しくお話しいただき、宮城県と福島県での取り組みの違いなど講義の中でディスカッションする場面もありました。研修最後にはグループワークも設けられており『介護予防教室』『地域住民向けの公開講座』『ボランティア養成』の3つの分野に分かれて各グループでディスカッションし企画内容の発表を行いました。摂食嚥下、認知機能、聴覚に加え高齢者向けの講座や、若い方向けの講義など、様々な視点から考えることを学びました。また、立案したプランをどのように生かしていけばよいのかという点では、各県士会や行政、他職種と連携し取り組んでいく必要性も学びました。
参加者の皆さんは今後、地域の介護予防へ貢献されると思います。今回、宮城県と福島県合同開催での実際の取り組みの紹介、活発なグループワークからもたくさんの情報を得ることができたと思います。今後の地域活動をより充実させていけるよう、学んだことを生かしていきたいと思います。
報告 竹田綜合病院 鈴木啓章(受講者)